Friday, February 11, 2011

mixer2のサンプルアプリをつくってみました

まずはこちらをご覧ください。
http://mixer2.org/etc/nullpon-sastruts/src/main/webapp/list.html
画像を押すと詳細ページへ飛び、さらに「買う」を押すと、買ってくれてありがとう的な画面に移る、という、3画面だけのごく単純なアプリになっています。
この三つのファイルはいわゆる「モックhtml」などと呼ばれるものです。(だと思ってください、あくまでサンプルなんで^^;)
モックhtmlはWebデザインとしてはほぼ完成の状態であり、リンクやボタンを押せば次に想定される画面へ遷移できます。Webサーバ上にアップする必要も無く手元のPCのブラウザ上に読み込めば見れます。もちろんDBとの連携などありません。つまり「紙しばい」です。しかしそれはそれでOKです。モックhtmlはあくまでWebサイトとしての見た目、ユーザーインターフェースの確認の目的で作られるものだから、紙芝居でいいのです。

Webサイト開発の現場では、このモックhtmlをテンプレート言語(VelocityやJSP等)に書き直してWebアプリのView層にする、という作業の流れをよく見かけます。

しかし、mixer2を使うと「JSPに書き直す」という作業は不要です。モックHTMLのままでテンプレートとして使えるのがmixer2のメリットです。JSPのカスタムタグを書く必要はまったくありません。必要なのはXHTMLとCSSで書かれたモックHTMLファイルだけなのです。

http://mixer2.org/etc/nullpon-sastruts.tar.gzがこのWebアプリのアーカイブです。eclipse上にインポートすればすぐに稼動すると思いますのでお試しください。DBはsqliteを使っているのでDBの初期設定の手間もありません。

下記がこのサンプルアプリで想定している環境です。
  • Tomcat6
  • JDK1.6.0_22 (1.6.xなら何でも動くと思います)
  • eclipse 3.6.1(helios) + WTP2.5 (sysdeo使ってる人のほうが多いかもしれないんですけどWTPです、すいません。でもsysdeoプラグインでも動くと思います)
  • Seasar2/SAStruts/S2JDBCフレームワークをベースにしています。SAStrutsのビューはJSPやmayaaが使われることが多いようですが、それらの代わりにmixer2を使っている、と考えればいいでしょう。
基本的にはsiteのほうに書いてあるSAStrutsでのHelloWorldサンプルの応用編と言えます。

わかりやすくするために、ほとんどの実質的な実装をIndexActionクラスに集約してあります。

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